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あいさつ

国によってその習慣や風習は様々であり、それはイタリアも例外ではありません。イタリア人は多くの外国人が想像しているよりもずっと礼儀正しく、相手の感情を害さないよう気を配っています。

  • あいさつ

    カフェでおしゃべり
    イタリアであいさつはとても大事。
    イタリア人に紹介されたときは、まず『ボンジョルノ(Buongiorno)』といい、握手をします。よく使われる『チャオ(Ciao)』は友達同士、家族間などで使います。丁寧な言い方ではないので、知らない人と会った時に、相手が先にCiaoと言ってこない限り、自分から言うのは控えておきましょう。しかし同年代での集まりなど、状況によって判断してみてください。フォーマルな場で誰かに紹介されたときは、『お目にかかれて光栄です。(Molto Lieto/a)』などと言うのが普通です。別れる時は、再度握手をします。

    小さな商店に入る時、エレベーターを待っている時などには、『ブォンジョルノ』、午後なら『ブォナセーラ(Buonasera)』とあいさつを交わし、出る時にも『アリヴェデルチ(Arrivederci:さようなら)』と一言言ってから立ち去るのが普通です。また、気軽なシチュエーションであれば、入る時も出る時も『チャオ(Ciao)』を使う場合も多いです。"ブォンジョルノ"は基本的に朝からお昼すぎ(14時頃)まで、それ以降は"ブォナセーラ"が使われますが、使い方は人によってまちまちですから、自分がブォンジョルノといってあいさつをし、相手がブォナセーラと言ったからといって驚くことはありません。"ブォナノッテ(Buonanotte:おやすみなさい)"は寝る前、もしくは夜に人の家などから立ち去るときなどに使います。

    肩書きは普通、手紙を書いたりなどするときに使われます。"ドットーレ(Dottore)"は大学を卒業した人に使います。女性の場合は"ドットレッサ(Dottoressa)"となります。また会社の上司や責任者などには"ディレットーレ(Direttore)"や"プレジデンテ(Presidente)"がつかわれます。また専門職により、"プロフェッソーレ(Professore:教授)"、"ドットーレ(Dottore:医師)"、"インジェニエーレ(Ingegnere:エンジニア)"、"アッヴォカート(Avvocato:弁護士)"、"アルキテット(Archietetto:建築士)"など様々です。もし肩書きがわからないのであれば、男性には"シニョーレ(Signore)"、女性には"シニョーラ(Signora)"を使います。若い女性には"シニョリーナ(Signorina)"を使うときもありますが、最近は女性には区別なく"シニョーラ(Signora)"を使うのが一般的となっています。

    イタリアでは家族で、また親しい友人同士で顔を合わせたときには挨拶のキスを交わします。男性同士、女性同士など性別は関係なく、親愛の情を表します。ほとんどの場合2回で、右頬、左頬の順です。キスというより頬を軽く触れさせ、口でキスの音をだすという感覚でしょうか。
  • 敬語

    知らない人と話すとき、特に年長の人に対しては、敬語を使います。イタリア語では敬語のあなたはLei(レイ)、親しい間柄のときはTu(トゥ)です。しかし職場の同僚同士などでは、あまり年齢等を気にせずTuで話すイタリア人は多く、日本人的感覚でLeiを多用すると、逆に距離を置かれていると感じるイタリア人も少なくありません。Leiは年長者と話すとき、またビジネスの商談やフォーマルな場などのかしこまった席、また公共の機関(銀行や、役所など)などで使ったりします。LeiとTuはシチュエーションに応じて臨機応変に使い分けましょう。
  • 招待

    プレゼント
    ちょっとしたプレゼントが喜ばれます。
    イタリアの家庭に招待されたときは、小さな花束やお菓子、チョコレートなど、ちょっとした手土産を持って行きましょう。イタリア人は自国のものを非常に誇りに思っていますが、それでも珍しい外国のものを持っていくと非常に喜ばれます。ワインを持って行ってはいけない、などといわれることもありますが、これも招待先の人によります。大抵は食事に合うワインをすでに選んでいることが多いのですが、持って行ったワインがその日の食事に合うようであれば、一緒に楽しめるでしょう。

    特別なシチュエーションの時(祝いの席、お悔やみの席)には、花の種類を選ぶ時には気をつけたいものですが、花屋で尋ねればアドバイスしてくれます。招待を受けた後、感謝の気持ちを込めてお礼の手紙やちょっとした贈り物などを送ります。

    イタリアでは、食事を始める前に『ブォナペティート(Buon Appetito)』と言います。ワインを注いでもらったら、ホストが『サルーテ!(Salute!:乾杯!)』の音頭をとります。またイタリアでは、夕食の後に知人を招くこともしばしばあります。大抵は21:30以降で、デザートやワインを一緒に楽しんだりします。
  • 服装について

    イタリア人はセンスを持って生まれてきたといってもいいほど、お洒落でエレガントな人を多くみかけます。自分を表現し、印象付けることはイタリア人にとっては非常に重要で、"ベッラ・プレゼンツァ(Bella Presenza)、ベッラ・フィグーラ(Bella Figura)(美しい姿)"と表現されます。一般的にイタリア人は自分にあったものを上手に着こなし、北欧やアメリカなどと比べるとよりフォーマルな服装を好むようです。

    半ズボンやジョギングパンツなどで出かけるような人はほとんどいませんが、タキシードやイブニングドレスなどで着飾るといった極端な路線に走ることもありません。イタリア人はその場面に適した服装やスタイルなどで人を判断しています。タンクトップやビーチサンダルなどは海やプールで、街中で着るものではないと思っています。なお、"ベッラ・フィグーラ(Bella Figura)"は、外見だけでなく、その人の振る舞いについても使います。
  • その他

    handshake.jpg電話で話すときは、まず名乗ってから用件を告げます。昔のような"シエスタ"はなくなりつつありますが、それでも14:00~16:00に電話をかけるのは控えたほうが無難です。どうしてもこの時間帯に電話をしなければならないのであれば、まずひと言お詫びを言っておけばスマートでしょう。

    ビジネスの商談があるとき、大抵イタリア人は5~10分遅れて約束の時間にやってきますが、相手には時間通り来ることを望んでいます。もし5分以上遅れそうなら、事前に電話で連絡し、ひと言詫びておくのが賢いやり方です。またイタリア人もビジネスの際には名刺交換をするのが普通です。

 
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