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市内交通

バス

主要なバス会社は、1回券、3日券、1週間券、1か月券など、チケットの種類をいくつか用意しています。自分の移動の仕方に合わせてこれらをうまく活用するとよいでしょう。チケットは自動販売機のほか、タバコ屋やバール、キオスク、バス会社のオフィス、駅構内のチケット売り場などで取り扱っています。基本的にバスの中でチケットを買うことはできませんが、いくつかの路線のバスには自動販売機が設置されています。例えばローマ市内のトラムには現在1回券を購入できる自動販売機が設置されています。

停留所で乗りたいバスが来たら、手をあげて知らせます。手をあげなければバスは通り過ぎてしまいます。バスはたいてい3つ出入り口があり、基本的に前と後ろが入口、真中が出口になっています。
バス停はFermata(フェルマータ)と呼ばれています。あらかじめ降りる場所がわかっている場合は、ボタンを押して運転手に知らせるのは日本と同様で すが、アナウンスなどはないため、降りるところがわからない場合は、事前に運転手に尋ね、希望のバス停で止めてもらうよう伝えておきましょう。他に降りる 人がおらず、バス停で待っている人がいない場合などには通り過ぎてしまいます。

バスの交通網は発達していますが、バスの来る時間はまちまちです。例えば待ち合わせの時間にバスで行こうと思うのであれば、早めにでかけるようにしましょう。また平日の13:00~14:30頃は学校帰りの生徒たちで混み合うこともあります。土日や祝祭日、夏のバカンスシーズンには本数が減ります。インフォメーションセンターではルートマップを用意しているところもありますので、問い合わせてみてください。

チケットについて

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バス車内の刻印機
バスに乗ったらチケットに刻印します。普通は車内の前後に黄色もしくはオレンジ色の刻印機がありますので、必ずそこに通しましょう。車内ではしばしば係員がチェックを行っており、刻印していなかったり、チケットを持っていない場合には罰金を払う必要があります。(例えばローマでは、チケットを持っていない場合50~100ユーロの罰金になります。)一度刻印したら、そのチケットは60~75分有効(地域により異なる)です。チケットに有効時間が書いてありますので確認しましょう。その時間内であれば、バス・トラムともに乗り降りは自由です。

 

トラム

ミラノのトラム
ミラノのトラム
ローマ、ミラノ、ナポリ、ジェノヴァ、トリノ、ジェノヴァなど多くの街にはトラムと呼ばれる路面電車が走っています。速度はゆっくりですが、渋滞にまきこまれることがないので比較的スムーズに移動することができます。

地下鉄

ローマ地下鉄プラットホーム
地下鉄のプラットホーム(ローマ)
(C)Il Messaggero
ナポリ、ミラノ、ローマなどの都市には"メトロポリターナ(メトロ)"と呼ばれる地下鉄が走っています。しかし東京、ロンドン、ニューヨーク、パリなど縦横無尽に張り巡らされた地下鉄をイメージしてはいけません。例えばローマには地下鉄路線はA線とB線の2つしかなく、この2つが交差しているのはテルミニ駅のみです。ローマの中心に近いB線の駅のいくつかは障害者なども利用しやすいよう改良されています。A線は車両が一新され、明るく近代的になりました。ローマでなかなか地下鉄が発達しないのは、ちゃんとした理由があります。というのもローマの地下にはまだまだ古代遺跡が眠っているのです。現在C線をつくるため工事が進められていますが、特にヴェネツィア広場前では巨大な遺跡が見つかり、調査のために実質、工事はストップしています。

公共の交通機関は大体5:30~00:00の間で運行されていますが、夜遅く出かける予定がある場合は、必ず事前に確認しておきましょう。本数は少ないですが、夜0時以降も走っている夜間バスもあります。土日、祝祭日はどの交通機関も本数が減るので、注意しておきましょう。

2、3種類の交通機関のある都市では、チケットが共通している場合が多いです。例えばローマでは、チケットにはMetrobusと書かれており、バス、トラム、メトロ(地下鉄)、列車(FS)で使うことができます。(フィウミチーノ空港へのシャトルは除く)ローマやミラノでは、24時間使える1日券が4ユーロ、ミラノでは48時間の2日券が5.5ユーロなどで売られているので、目的に合わせてチケットを賢く利用しましょう。ちなみにローマでは1か月定期が30ユーロで購入できます。また、学生、シニア向けのディスカウント定期など、様々な種類があります。

タクシー

イタリアのタクシーの色は白、もしくは黄色です。主要駅や、街の中心地にはタクシー乗り場があります。いわゆる『流し』のタクシーはありませんが、客が乗っていなければ、道でひろうこともできます。タクシーにはメーターがついていますが、運転手がメーターをつけるかどうかきちんと確認しましょう。もしメーターが壊れているなどと言う場合は、事前にしっかり値段交渉をしておきます。料金は街ごとに決められています。例えばミラノでは、3.1ユーロが初乗り料金で、時間と距離によって料金が加算されていきます。また、スーツケースなどの大きな荷物を持っている場合や空港に行く場合、また夜間などは特別料金が加算されます。基本的にドライバーにチップを渡す必要はありませんが、人によっては多少のチップを渡したり、釣銭をそのまま受け取らなかったりすることもあります。

田舎町などでは、隣町や離れた場所まで連れて行ってくれることがあり、価格も手ごろな場合が多いです。トスカーナ州のキウージ駅からウンブリア州の農家まで、8km(途中道の悪いところが何キロか有り)の距離がおよそ25ユーロという例もあります。

 
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