|
Galleria Borghese
ボルゲーゼ美術館は1階と2階の二つのフロアから成る。館内には、パウルス5世の甥であったシピオーネ・ボルゲーゼ枢機卿が始め、ボルゲーゼ家が収集した絵画、彫刻、骨董品などの膨大なコレクションが展示されている。
歴史
ボルゲーゼ美術館内にある所蔵品の数々は、パウルス5世の妹であったオルテンシア・ボルゲーゼとフランチェスコ・カッファレッリの息子であるシピオーネ枢機卿のコレクションに始まる。その素晴らしい傑作の数々は世界中で名高い。シピオーニ枢機卿は新しい黄金期を引き起こす可能性のある古代芸術、ルネサンス美術、現代美術に特に興味を持っていた。逆に中世美術には特に関心を示していなかったが、古い彫刻の収集には非常に熱心であった。しかしシピオーニ枢機卿は新しい彫刻制作の普及に非常に熱心で、特に旧式のものに対抗する大理石彫刻に力を入れていた。
1805年から1808年にカノーヴァによって制作された『勝利の女神(ポーリーヌ・ボナパルトの彫像)』は1838年からボルゲーゼの所有となった。1807年、経済的危機にあったカミッロ・ボルゲーゼは彫刻154点、胸像160点、浅浮き彫り彫刻170点、柱30点、その他壺類をナポレオンに売却した。これらの作品は現在、パリのルーヴル美術館で見ることができる。
シピオーネ枢機卿の絵画コレクションは有名で、1613年にシピオーネ・フランクッチが書いた詩に、コレクションについての記述がのこされている。1607年、法王はジュゼッペ・チェーザリから押収した107の絵画を枢機卿に寄贈した。その後、ペルージャのサン・フランチェスコ教会内のバリオーニ礼拝堂から、ラファエロの『イエスの埋葬』が密かにローマへ運ばれ、教皇の自発教令によりシピオーネ枢機卿へ与えられた。
1682年、オリンピア・アルドブランディーニのコレクションが加えられ、中にはサルヴィアーティ枢機卿やルクレツィア・ボルジアのコレクションも含まれていた。1827年、カミッロ公がパリで、コレッジョの『ダナエ』を購入。1902年に建物とボルゲーゼ家の全ての資産とともにこれらのコレクションはイタリア政府の所有となった。
コレクション
ボルゲーゼ美術館巡りのひとつの楽しみとして、大きさのコンパクトさがあげられる。館内は2階建てで、20の部屋に分けられており、所要時間は2時間。 1階には1~3世紀の古美術品(剣闘士のモザイク画など)のほか、古典主義、新古典主義の彫刻作品(カノーヴァの『勝利の女神』など)が主に展示されている。第1室の天井に描かれたフレスコ画は、シチリアの画家マリアーノ・ロッシによるものだが、遠方短縮技法を巧みに使い非常に立体感のある作品となっている。
所蔵作品の一部
ラファエッロ 『キリストの埋葬』 ボッティチェッリ 『聖母子と天使』 ペルジーノ 『聖母子』『聖セバスティアーノ』 ルーカス・クラナッハ ドメニキーノ 『狩りをする女神ディアナ』『クマエの巫女』 カラヴァッジョ 『病めるバッカス』『果物籠を持つ少年』『馬丁の聖母』『聖ヒエロニムス』『ゴリアテの首を持つダヴィデ』『洗礼者ヨハネ』 ルーベンス 『ピエタ』 コレッジョ 『ダナエ』 ベルニーニ 『アポロとダフネ』『ダヴィデ』『プロセルピナの略奪』『ある少年の肖像』 バッサーノ 『最後の晩餐』 ヴァン・ダイク ティツィアーノ 『聖愛と俗愛』 ベッリーニ 『聖母子』 パオロ・ヴェロネーゼ、 アントネッロ・ダ・メッシーナ 『ある男の肖像』
ボルゲーゼ美術館 Galleria Borghese
Piazzale del Museo Borghese, 5 - 00197 Roma Tel: +39 06 8413979 Email:
このメールアドレスは、スパムロボットから保護されています。アドレスを確認するにはJavaScriptを有効にして下さい
ウェブサイト: http://www.galleriaborghese.it/オンラインチケット予約: http://www.ticketeria.it/電話予約センター:+39 06 32810
| 開館時間: |
火~日:8:30~19:30 |
| 休館日: |
月曜日、1/1、5/1、12/25 |
| 入館料: |
9.50ユーロ (要予約) |
| サービス: |
オーディオガイド、ガイドツアー(グループのみ)、クローク、ミュージアムショップ、カフェテリア |
| 車椅子: |
可 |
| 交通: |
【地下鉄】A線SpagnaもしくはBarberini下車 【バス】 5, 19, 52, 53, 63, 86, 88, 92, 95, 116, 204, 217, 231, 360,490, 491, 495, 630, 910, 926 |
| その他: |
写真、ビデオ撮影不可。館内での喫煙、飲食不可。 |
※ボルゲーゼ美術館はRoma Pass、Roma Pass+が利用できますが、 事前予約は必ず必要です。
|