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知る/文化・習慣
イタリアは他の国ほど、多くの場面でチップを払うという文化は発達しておらず、多くの人はタクシー、ポーター、ホテルのスタッフ、駐車場の係員、クロークのスタッフ、靴磨き、映画館の案内係などにチップを渡すことはありません。もちろん、気持ちの良いサービスを受けたり、満足した場合などにいくらかのチップを払うことはあります。例えば、タクシーなどでは、セントなどで端数が出れば、おつりは取っておいてください、などと言ったり、キリのよい額に上乗せして支払ったりします。
公衆トイレにはたいてい料金が設定されています。また、ガソリンスタンドで窓ガラスをふいてもらったり、オイルのチェックをしてもらったりしたときにもチップを払うことはありません。一方で、美容師や髪を洗ってくれた人には3~5ユーロのチップを渡す時もあります。
荷物1つあたりに固定の料金を払う場合、ポーターにチップを渡す必要はありません。また、マンションの門番(Portiereポルティエーレ)には普通、クリスマスにチップを渡します。大抵25~50ユーロで、もちろん仕事ぶりによって額は変わります。また、特別な仕事をしてもらった場合にもチップを払います。あまりに高額のチップは逆に仰々しく、あまりいい印象ではないでしょう。(もちろんチップをもらう人の受け取り方によって様々ですが。)
ホテルやレストラン、カフェテリアの料金には普通、チャージ料(Coperta)やサービス料(Servizio)と付加価値税(IVA:日本でいう消費税。通常10~20%)が含まれています。また全て込み(Tutto Compreso)と表示されている場合もあります。メニューに表記がない場合、サービス料もIVAも込みと考える人が多いですが、普通IVAは含まれていません。サービス料が含まれていない場合でも、チップを置くイタリア人はあまり多くありません。逆にバールのカウンターなどでコーヒーを頼んだりした場合には、いくらかのチップをカウンターに置く人は多いようです。
レストランなどで食事をし、クレジットカードで支払うときには、チップの分を上乗せしてカード払いもできますが、いくらかを現金で渡したほうが無難でしょう。現金ならおつりをもらい、そのおつりをそのままテーブルに上に置いて店を出るということもあります。
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知る/暮らしのヒント・手続き
イタリアで現金自動支払機(ATM)はBancomat(バンコマット)と呼ばれ、街中の至る所で見つけることができます。通常は銀行や郵便局の外に設置されていますので、Bancomatのサインを目印に探してみましょう。また空港や列車の駅などにも設置されています。Plus、CircusのマークがあるATMで利用可能です。
イタリアでATM(Bancomat)を使う
カードを挿入すると、言語選択画面が表示されます。通常イタリア語、英語、ドイツ語、フランス語の4ヶ国語が表示されますので、希望の言語を選んでください。クレジットカードのキャッシングや、国際キャッシュカードによる引き出しの場合は、その表示がでますので、緑のボタンを押してOKにします。その後4ケタの暗証番号を入力し、希望の引き出し額を選択もしくは入力します。レシートが必要かどうかの確認もありますので選択します。お金がでてきたら、素早く取り出しましょう。
イタリアのATM規則
イタリアのATMでは、1回の最大引き出し額が決まっていますが、銀行により異なるようです。目安としては250ユーロくらいでしょう。1回の取引に応じて、お手持ちのカード会社や銀行の手数料がありますから、事前に確認しておいてください。
ATMでトラブルが起きたら
ATMを使っているとき、何らかのトラブル(カードが戻ってこないなど)が起きた場合は、銀行を訪ねることになります。銀行の営業時間は、通常8:30から13:30までと、15:30から16:30までとなっています(銀行によって多少異なる)。万一の場合を考えて、ATMの利用は銀行の営業時間内、午前中に済ませておくとよいでしょう。
1回あたりの引き出し額を超えていたり、カードが有効でなかった場合などでも、カードが戻ってきて銀行に問い合わせるようメッセージがでるときがあります。その時は、もう一度カードを入れ、引き出し額を少なめに設定してください。その日の為替レートなどにより、限度額を超えていたりする場合があります。
この記事は2008年9月現在の情報です。内容は変わることがありますのでご了承ください。
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ローマ/楽しみ方
3日間でローマを見るプランでは、ローマの中心地から少し離れてアッピア旧街道にも行ってみます。 アッピア旧街道をじっくり見たい方は、テルミニ駅から出ている観光バス「Archeobus」を利用してみましょう。
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楽しむ/季節のイベント
5月から6月にかけてイタリア各地で開催されるインフィオラータ(花祭り)。フラワーカーペットが町の通りにしきつめられ、通常キリストの聖体祭(Corpus Domini)にあわせて行われています。主に大・中都市から離れた小さな町や村で開催されているため、交通手段が限られるのが難点ですが、中世の名残ある素敵な町も多く、古き良き小さな町の雰囲気を感じながら、地元の美味しい料理を楽しめるのもまた大きな楽しみの一つです。
インフィオラータの歴史
花の装飾で絵を描くという伝統は17世紀中ごろにローマで生まれました。ローマの守護聖人である聖ピエトロと聖パオロを祝う祭りが行われた1625年6月29日、モザイクのかわりに花で装飾された絵がバチカンに飾られたのが始まりだと言われています。
花で装飾するというバロック式の伝統は、17世紀中にカステッリ・ロマーニ地域に伝わりました。これはカステッリ・ロマーニがバロック美術の巨匠ジャン・ロレンツォ・ベルニーニと深いつながりがあったためといわれています。ローマでは17世紀後半にインフィオラータの伝統がすたれてしまいましたが、カステッリ・ロマーニ地域では18世紀以後もその伝統が延々と受け継がれてきました。
聖体祭に初めてインフィオラータが行われたのは、ジェンツァーノのスフォルツァ通りに花で飾られた絵が数点展示された1778年といわれています。以後、多くの町(特にイタリア中部)で聖体祭にインフィオラータが行われるようになり、その動きは海外にも広まりました。イタリア以外で有名なのはスペイン・カナリア諸島のオルタバで行われるインフィオラータで、花びらと一緒に色のついた葉っぱを使うのが特徴的です。また1997年から神戸で行われているインフィオラータも有名ですね。
ジェンツァーノ Genzano(ラツィオ州ローマ県) 6/13~6/15
キリスト聖体祭に合わせ、およそ2世紀にわたって続いているジェンツァーノのインフィオラータ。町のドゥオーモ(聖堂)へと続く坂になったイタロ・ベラルディ通りがフラワーカーペットで埋め尽くされます。宗教画や有名画家の作品、有名人の肖像画などさまざまなデザインの絵で彩られた通りの景観はまさに圧巻。1778年から続くジェンツァーノのインフィオラータはイタリア屈指で、世界中から多くの観光客が訪れます。
▼ジェンツァーノへの行き方
地下鉄A線アナニーナ(Anagnina)駅からジェンツァーノ、ヴェッレトリ、ラティーナ行きのCOTRAL社のバスに乗り、ジェンツァーノの最初のバス停で下車。(正面に新聞スタンドあり)
スペッロ Spello(ウンブリア州ペルージャ県)6/13~6/14
毎年キリスト聖体祭にあわせて開かれるスペッロ最大のお祭り。色とりどりの花で描かれたフラワーカーペットが通りに敷き詰められます。花の絵は宗教的なものをテーマにしており、通りを彩るフラワーカーペットには様々な色の花びらとハーブが使われています。50を超えるグループがつくりあげる美しい花のカーペットは必見。
▼スペッロへの行き方
ローマ・テルミニ駅からフィレンツェ行きのローカル列車で約2時間。フォリーニョ(FOLIGNO)駅で乗り継ぐ場合は2時間半。
アラトリ Alatri(ラツィオ州フロジノーネ県)5/25
毎年開催されている伝統のインフィオラータ。2000年、アラトリのインフィオラータは世界一長いフラワーカーペット(1,475.86メートル)としてギネスブックに正式登録されました。
▼アラトリへの行き方
ローマ・テルミニ駅からカッシーノ経由ナポリ行きの列車に乗りフロジノーネ駅下車。そこからCOTRAL社のバスに乗り換えアラトリへ向かう。
ブルニャート Brugnato(リグーリア州ラ・スペツィア県)6/13
イタリアでも年々好評を博しているブルニャートのインフィオラータ。フラワーカーペットが町の主要な通りを彩り、その全長は1kmにおよびます。町のコントラーダと呼ばれる自治区ごとに様々な花の絵が描かれます。キリスト聖体祭を祝い、絵のテーマは宗教的なテーマにインスピレーションを受けたものがほとんどで、それぞれの自治区が自由にデザインし、美しい花のカーペットを仕上げます。
▼ブルニャートへの行き方
ラ・スペツィア中央駅からブルニャート行きのバス(Autoline ATC)が出ている。
カンナーラ Cannara(ウンブリア州ペルージャ県)6/12,13,14
1947年に始まったカンナーラのインフィオラータ。キリスト聖体祭に合わせて行われるこのイベントは、地元でも重要な行事のひとつとなっています。聖体祭前の土曜日から準備が始まり、日曜日の朝には宗教行列を導くフラワーカーペットが完成します。毎年多くの観光客が訪れるお祭りです。
▼カンナーラへの行き方
ローマ・テルミニ駅からアンコーナ行き列車に乗りフォリーニョ(Foligno)下車。アッシジ行きの列車に乗り換え、サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ(Santa Maria degli Angeli)下車。そこからバスかタクシーでカンナーラへ向かう。
カステルライモンド Castelraimondo(マルケ州マチェラータ県)6/14
2009年のインフィオラータは訪れる人に準備の様子もよく見てもらうためダンテ広場で行われます。土曜日の夜は200人を超える人々が仕上げにとりかかり、聖体祭の14日には素晴らしいフラワーカーペットが完成します。毎年イタリア中から多くの人が訪れています。
▼カステルライモンドへの行き方
ローマ・テルミニ駅からアンコーナ行きのローカル列車に乗る。途中ファブリアーノで乗り換えカステルライモンドーカメリーノ下車。所要時間3時間半。
クザーノ・ムトリ Cusano Mutri(カンパニア州ベネヴェント県)6/14
クザーノ・ムトリではキリストの聖体祭にあわせ、何年にもわたってインフィオラータの伝統がつづいています。5月に摘み取られた花びらで宗教画、有名画家の作品など様々なデザインの絵が描かれ、フラワーカーペットが町の通り、広場、路地を彩ります。午後には聖ピエトロ・パオロ教会から宗教行列が出発し、サン・ジョヴァンニ・バッティスタ教会へと向かいます。周辺のフラワーカーペットは特に入念に飾られます。この聖体祭とインフィオラータには地元や周辺の町から多くの人々が訪れます。
▼クザーノ・ムトリへの行き方
テレーゼーチェッレート(Telese-Cerreto)駅からクザーノーベネヴェント行き、もしくはクザーノーナポリ行きのバスに乗り換える。
ファブリアーノ Fabriano(マルケ州アンコーナ県)6/24
サン・ジョヴァンニのパリオが行われる毎年6月に同時開催される、ファブリアーノのインフィオラータ。町の守護聖人であるサン・ジョヴァンニ・バッティスタに捧げた様々なデザイン画が準備され、色とりどりの花や植物で装飾がされていきます。2002年にはイタリア全土、さらにヨーロッパ各地から400人を超える花飾り職人たちが集まり、初めてのインフィオラータ国際コンクールが開かれました。
▼ファブリアーノへの行き方
ローマ・テルミニ駅からアンコーナ行きのローカル列車に乗りファブリアーノ下車。所要時間2時間50分。
フチェッキオ Fucecchio(トスカーナ州フィレンツェ県)6/14
キリスト聖体祭の日曜日、フチェッキオの通りはフラワーカーペットで彩られます。フチェッキオのインフィオラータの前身は1930年代に始まりましたが、現在の形になったのは1990年からと、まだ新しいイベントです。フラワーカーペットに使われるのはポピー、エニシダ、カーネーション、バラなどの季節の花々のほか、ブドウの粒、コーヒー、木屑なども使われます。またボンビッチ公園内には多くのメルカートが出店します。
▼フチェッキオへの行き方
フィレンツェ・ピサ行き列車でサン・ミニアート(San Miniato)下車。CPT社のバスに乗り換えフチェッキオへ向かう。
ガンバテーザ Gambatesa(モリーゼ州カンポバッソ県)6/14
ガンバテーザのインフィオラータは1993年に誕生し、キリスト聖体祭の時期に開かれています。子どもから大人まで多くの人々が様々なデザインのフラワーカーペットを作り上げていきます。キリスト聖体祭はガンバテーザで最も大きな宗教祭です。町内の通りはフラワーカーペットで彩られ、午後のミサの後、町の通りを宗教行列が練り歩きます。宗教行列は聖母教会へと到着し、厳かな聖体祝福が行われます。
▼ガンバテーザへの行き方
カンポバッソ中央駅からガンバテーザ行きのバスに乗り換える。
ポッジョ・モイアーノ Poggio Moiano(ラツィオ州リエーティ県)6/27~6/29
キリストの聖体に敬意を表して花びらを投げるという習慣はとても古くからありましたが、ポッジョ・モイアーノで初めて花びらで描かれた絵がつくられたのは第二次世界大戦下でした。20年前からは毎年6月最後の土日に開催されています。花や植物の自然のままの色を生かして作られた作品の数々は本物の絵のように見えるほど見事です。2000年からは『インフィオラータ国際コンクール』も行われています。またインフィオラータと同時に『ブルスケッタ祭り』も開かれ、地元のエキストラバージン・オリーブオイルをつかった美味しいブルスケッタを楽しむことができます。
ポッジョ・モイアーノへの行き方
車で:ローマから高速道路A1をリエーティ方面に向かう。
サン・ヴァレンティーノ・トーリオ San Valentino Torio(カンパニア州サレルノ県)9/19~9/21
1996年から毎年9月の第3日曜日に行われる嘆きの聖母祭に合わせて行われるインフィオラータ。インフィオラータを促進するために設立された文化協会『レ・ヴィエ・デイ・コローリ』が毎年決定する宗教的テーマに沿って、町の中心街がフラワーカーペットで彩られます。1998年からは『インフィオラータフェスティバル』と銘打ち、イタリア各地の花飾り職人を招いているほか、月曜日には子供たちが参加する『こどもたちのインフィオラータ』も開催されています。
▼サン・ヴァレンティーノ・トーリオへの行き方
ナポリ中央駅からヴェスヴィオ周遊鉄道(チルクムヴェスヴィアーナ)に乗りサン・ヴァレンティーノ・トーリオ下車。所要時間約1時間。
※日付はすべて2009年のものです。
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知る/基本情報
イタリアの通貨はユーロ(EURO)です。硬貨には1セント、2セント、5セント、10セント、20セント、50セント、1ユーロ、2ユーロがあります。
紙幣には10ユーロ、20ユーロ、50ユーロ、100ユーロ、200ユーロ、500ユーロがあります。日常的に目にするにはほとんど50ユーロまででしょう。スーパーや商店などで買い物をするとき、高額の紙幣は嫌がられたり断られたりすることもあります。
スーパーなどでは、例えば買い物をした合計が6ユーロで、10ユーロ紙幣を出した場合、1ユーロを持っていないかと聞かれることも結構あります。これで5ユーロ紙幣のおつりをもらうわけです。日本では買い物のおつりを1円でもきちんと戻してくれますが、イタリアではたまにレジに1セントなど細かいおつりがないと、例えば51セントなどのおつりだった場合、店員から「1セントがないんですが。」と正直に(?)言われることもあります。
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知る/文化・習慣
料理と食事はイタリアではとても重要です。古代の墓には、古代エトルリア人が晩餐会を楽しんでいる様子が描かれており、また古代ローマ人はフラミンゴの舌や孔雀、鶴などを珍味として食していたことでも知られています。
現代のイタリアでも食への興味はつきることはなく、食事はこの国で最も大きな楽しみの一つとなっています。イタリア料理は世界の中でも最も美味しい料理の一つと言われています。軽くてヘルシーでありながら、風味豊かです。昔、各地域が個々の都市国家として独立していたイタリアでは、食事においても地域の特徴を生かした地元の伝統料理が多くあります。北部イタリアの料理はフランス料理に似ており、濃厚でクリーミー、またベースにバターを使うことも多いようです。料理は南へ向かうほど辛くてスパイシーになり、バターよりもオリーブオイルをベースとして使います。
イタリア料理というと、多くの人がスパゲッティ・ボロネーゼ、ラザニア、トルテッリーニなどのパスタを思い浮かべるでしょう。これらはエミリア・ロマーニャ州のパスタですが、それぞれの州、街によって、形、大きさや色の違う、その地域特有のパスタが存在します。ペンネやマカロニ(イタリアではMaccheroni:マッケローニと発音します。)といったショートパスタは濃厚なミートソースと相性がよく、スパゲッティやタリアテッレといったロングパスタはクリーミーソースや軽めのソースに合うでしょう。
北部イタリアではパスタのかわりに、トウモロコシの粉と水を混ぜてつくるポレンタや、リゾットもよく食べられます。これら以外で世界的に有名なイタリア料理といえばピザで、特にナポリのものが有名です。ベーシックなピザといえば、トマト、モッツァレラ、バジリコを使った"マルゲリータ"で、この名前はイタリア王妃であったマルゲリータ・マリア・テレーザ・ジョヴァンナ・ディ・サヴォイアにちなんでつけられました。
世界的に知られた料理のほかにも、イタリアには地域色豊かで、地元の伝統を生かした美味しい料理がたくさんあります。例をあげると、パルマのハム、ジェノヴァ産のバジルペースト、シーフードなどの入ったヴェネツィアのリゾット、フルーツの入ったクリスマスケーキでもある、シエナの"パンフォルテ"、サルデーニャの伝統料理である子豚の丸焼き"ポルケット"、シチリアのお菓子"カンノーリ"など、数え切れないほどの美味しい料理があります。
イタリア人は特にサラダを好み、中でもチコリやセロリ、アーティチョーク、ラディッキオ、ルッコラやトマトなどを混ぜたグリーンサラダが好きなようです。またイタリアでは、モッツァレラ、パルミッジャーノ、ゴルゴンゾーラ、ペコリーノ、リコッタを始めとする様々なチーズがつくられています。サラミやその他の食肉加工品もイタリア食材を代表するもので、前出のパルマハムのほか、ボローニャ産のモルタデッラ、フリウリのサン・ダニエレ、トレンティーノ・アルトアディジェのスペックなどが有名です。
イタリアの食習慣は南ヨーロッパの国々と似ています。朝食はコンチネンタルスタイルで、コーヒーもしくはカプチーノとクロワッサンやビスケットなどで、バールで素早く済ませる人も多くいます。ランチタイムは13:00~15:00で、伝統的に一日のメインで、社交の場でもあります。世界的な商談などが行われるときもあり、フルコースを頼むときもあります。しかし、現代的生活スタイルがイタリア文化にも浸透してきており、この伝統的な長い昼食の時間も徐々に短くなってきています。夕食は19:30以降に始まり、伝統的に昼食よりもシンプルですが、軽食ということはまずなく、シンプルな家庭料理といったところでしょうか。
ワイン
一般的に知られているのは白ワインは魚料理、赤ワインは肉料理に合わせるというものですが、ワインによっては肉料理に合う白ワインなどもあります。また白ワインは普通冷やして飲み、赤ワインは常温です。(スパークリングワインの赤を除く)
姉妹サイトのVinoVinoVino.comではイタリアワインに関する情報を発信しています。
【関連リンク】 VinoVinoVino.com - イタリアワイン情報サイト http://www.vinovinovino.com/
イタリアでの食事のリズムを知る!クイックガイド
朝食 7.00 - 11.00
朝食は非常に簡単です。バールでカプチーノかエスプレッソにクロワッサンやブリオッシュをあわせて、立ったまま素早く済ませるか、家でカプチーノとビスケット、フルーツなどを食べるといった形が一般的です。ブリオッシュ、クロワッサンの種類には、プレーン、ジャム(Marmellata)入り、クリーム(Crema)入り、チョコレート(Cioccolata)入りなどがあります。 イタリア人にとってカプチーノは朝食のときだけの飲み物で、朝11時以降に飲むことはほとんどありません。 ちなみに、イタリアのマクドナルドでは私たちになじみのあるサービスのほかに、イタリアンスタイルのクロワッサンやカプチーノ、エスプレッソなどを提供しています。
昼食 Lunch 12.30 - 14.00(北部), 13.30-14.30 (南部)
イタリア人は、昼食には少なくともプリモとセコンド、そしてフルーツは食べるようです。しかし時間がない時は、バールでパニーノやサンドイッチを食べることも。モッツァレラチーズとトマトをはさんだ"カプレーゼ(Caprese)"や、生ハムと野菜をトッピングしたものなど、種類も豊富です。
アンティパスト(前菜) サラミや冷製メニューなどが一般的
プリモピアット(1皿目) リゾットやパスタ類、スープなどもある
セコンドピアット (2皿目) 肉か魚
付け合わせ(Contorni) グリル野菜やサラダで、2皿目とは別に注文する。
デザート(Dolce) ケーキ、ジェラート、フルーツなど
エスプレッソ(Caffè)
メレンダ Merenda (16.00)
いわゆる『おやつの時間』。 パン、フルーツ、ヨーグルト、アイスクリームなどをつまむ。
夕食 (20.00 - 22.00)
人にもよりますが、夕食は軽いものをとることが多いようです。(サラダと1皿目、サラダと2皿目など)また仕事が終わると、ピザ屋に行って食事をすませたり持ち帰りをする人も多いようです。
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知る/官公庁・連絡先
警察 | カラビニエリ | 消防 | 救急車 | パスポート関連 | JHelp.com | 日本人会
警察(内務省所属警察) Polizia
113(全国共通)
カラビニエリ(国防省所属警察) Carabinieri
112(全国共通)
消防 Vigili del Fuoco
115(全国共通)
救急車 Ambulanza
118(全国共通)
パスポート関連
→ 在イタリア日本大使館、在ミラノ日本総領事館をご覧ください。
JHelp.com (Japan Help Line)
海外旅行、海外留学、海外生活でのトラブルやアクシデントの際、日本語で無料相談にのってくれます。 ウェブサイト上のフォームで相談内容を送るか、あらかじめ無料のワールド・ヘルプライン・カードをウェブサイトでのフォームもしくは郵送で請求すると、世界54カ国のヘルプライン電話番号の書かれたカードが届くので、当てはまる国の電話番号をダイヤルします。
ウェブサイト:http://www.jhelp.com/
ローマ日本人会、在トスカーナ日本人会(在イタリア大使館内)
TEL:+39 06-87189525
北イタリア日本人会、在イタリア日本人商工会議所(在ミラノ総領事館内)
日本人会 TEL:+39 02-48303500 FAX:+39 02-48303492 商工会議所 TEL:+39 02-8690106 FAX:+39 02-86910665 E-mail: 日本人会:nihonjinkai@tiscali.it 商工会議所:webmaster@ccigi.org ウェブサイト:http://www.ccigi.org/
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学ぶ/滞在許可証
イタリアに滞在する際、外国人にとって最も重要になる滞在許可証。 入国から8日以内に滞在許可証の申請をしなければなりません。 ここでは、就学用滞在許可証の申請を例に紹介しています。滞在許可証の種類によって必要な書類が異なりますが、一連の流れは以下のとおりです。
▼滞在許可証申請、必要書類一覧(2010年6月現在)
滞在許可証申請キット
パスポートのコピー
入学許可証
保険証書のコピー
銀行もしくは郵便局の残高証明書(英語)
14,62ユーロの収入印紙
証明写真4枚
滞在許可証申請キット 申請キットは、「SPORTELLO AMICO」マークのある郵便局の窓口で入手できる。この際パスポートの提示を求められる事があるので携帯しておく。
パスポートのコピー 使用部分だけではなく、全ページ分のコピー(A4サイズ)が必要。
入学許可証のコピー 大使館のスタンプとサインがしてある入学許可証。
保険(海外旅行傷害保険)の証書のコピー ビザ申請時のイタリア大使館の押印があるもの。
銀行もしくは郵便局の残高証明書(英語) 就学ビザ申請時にも必要。必要な残高については、申請時期により変わることがあるので、事前に大使館に確認を。
14,62ユーロの収入印紙 MARCA DA BOLLO(収入印紙)をタバッキで購入する。シール状になっているので、申請書類の所定の位置に貼る。
<諸経費>
電算処理手数料:27,50ユーロ
収入印紙:14,62ユーロ
書留手数料:30ユーロ
提出後は、郵便局からもらう申請書類受領証、書留手数料と電算処理手数料の領収書をしっかり保管しておきます。 申請書類受領証には申請IDとパスワードが記載されており、インターネット上で自分の滞在許可証の申請状況が確認できます。その後しばらくすると警察からの呼び出し日時が表示されるので、それに従って指定の警察へ出向きます。郵便局での申請が終わるとすぐに警察(もしくは移民局)へ出向く日時が印刷された用紙を渡されますので、その日時に指定の場所へ出向きます。警察では指紋の採取や身長などの測定、また不備のある書類があればそれも指摘されます。 滞在許可証のオリジナルを受け取るまで、上記の控えは絶対に無くさないよう大切に持っておきましょう。
2007年より、3か月以内の留学、仕事、観光の場合、滞在許可証申請の必要はなくなりました。
当サイトでは、できる限り新しい情報をお知らせできるようにしておりますが、イタリアの法律はよく変わっていますので、上記内容はあくまでも参考にとどめ、必ず各自で事前に関連機関に確認してください。
【関連リンク】 イタリア警察の滞在許可証に関するページ(イタリア語)http://www.poliziadistato.it/pds/ps/immigrazione/soggiorno.htm
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楽しむ/スポーツ
(c)nicksarebi
イタリアは、サッカー、バスケットボール、サイクリング、モーターレース、スキー、ボクシングなどで世界的にも輝かしい記録を収めている国でありながら、多くのイタリア人のスポーツへの情熱は参加するより観ることにあるようです。他の国と比べると、通りでジョギングをする人やスポーツクラブに通う人の数は少ないようです。学校ではスポーツを教えませんし、ちょっとしたスポーツ活動をする学校はあっても、大した設備はありません。しかし、アマチュアスポーツに参加する機会は至る所にありますので、あとは自分に合った場所を探すだけのことです。
観光案内所では、地元のスポーツクラブなどの連絡先などを知ることはできますが、十分ではありません。スポーツショップでいろんな情報を得て、イエローページ(Pagine Gialle)でスポーツクラブを探してみましょう。また、自分の選んだスポーツ関連の協会やイタリアオリンピック委員会(Comitato Olimpico Nazionale Italiano/CONI)に連絡をとってみてもいいでしょう。またインターネットでも、イタリアで行われている様々な情報を得ることができます。(下記リンク参照)
特にサッカーやモーターレース、サイクリングといった人気のあるスポーツのメジャーなイベントに参加する機会があれば、きっと忘れられない思い出になるでしょう。
【関連リンク】 Gazzetta dello Sport イタリア最大のスポーツ紙(英語あり) http://www.gazzetta.it/ DataSport イタリア国内を中心としたスポーツ情報 http://www.datasport.it/ Pagine Gialle イタリアのイエローページ(英語あり) http://www.paginegialle.it/ 【関連情報】 CONI - Comitato Olimpico Nazionale Italiano イタリアオリンピック協会 http://www.coni.it/ 住所:Foro Italico, 00194 Rome TEL:06-36851
(C)flrnt
ラグビーは、1920年にフランスから戻ってきた出稼ぎ労働者によって北イタリアに伝えられました。そして今現在も、イタリア北部には強いチームがそろっています。イタリア政府のプロモーション活動などもあり、20年ほど前から徐々に人気のスポーツになってきました。ラグビークラブやチームの発展に貢献する企業には大幅減税措置がとられ、スポンサー資金によりゲームも成長し、イタリアのクラブに外国人のスター選手を招聘するまでになりました。
2000年、イギリス、フランス、アイルランド、スコットランド、ウェールズの5カ国で行われていたファイヴ・ネイションズにイタリアが加わり、以後シックス・ネイションズとして6カ国対抗戦が行われています。多くの大・中都市がラグビークラブを持っており、その数は430に上ります。毎年9月から4月にかけ、多くのリーグ戦やトーナメントが行われます。
その他の詳細な情報については、イタリアラグビー協会まで。
【関連情報】 イタリアラグビー協会 Federazione Italiana Rugby http://www.federugby.it/ 住所:Viale Tiziano,19, 00196 Rome TEL:06-3200 036
多くのクラブは、会員に無料で用具の貸し出しやコーチングを行っています。年会費は一般会員で30ユーロ程度、これにコートの利用料などで毎回5ユーロ程度必要になります。
スカッシュ イタリアではスカッシュ人口はあまり多くありません。大きな都市にあるスカッシュクラブにはごく少数のメンバーが登録されており、設備も他のテニスクラブやスポーツクラブから譲り受けたものを使っている場合もあります。専門クラブではメンバー登録が必要ですが、メンバーにならなくてもコートだけを借りられる場合もよくあります。スカッシュのコースや個人レッスンは大体45分で20ユーロくらいです。
バドミントン バドミントンはここ10年ほどで盛んになってきた、イタリアではまだ新しいスポーツですが、現在は大都市などではクラブもあり、国内トーナメントも開かれ、また海外の大会にも参加しています。
卓球 卓球はイタリア全国で人気です。スポーツセンターやスポーツクラブ(テニスクラブやスカッシュクラブなど)では、わずかな料金で卓球台やラケットを貸してくれます。またレベルや年齢にあわせてトーナメントなども行われています。
テニス テニスは非常に人気のあるスポーツです。テニスコートは、公立、プライベートともにたくさんあります。イタリアのテニスクラブは通常登録制ですので、会員になるか、もしくはすでに会員の人と一緒にゲストとして参加するということもできるでしょう。市営の施設もあり、時間制でコートを借りたり、シーズンチケット(Abbonamento)を購入して利用するという方法があります。学校が終わった後にテニスをしにいく子どもたちも多く、幅広い年代の人が楽しんでいます。テニスコートはほとんどがクレーコート(土)、もしくはハードコート(アスファルト)です。特定の地域のテニスクラブを探したい場合は、イタリアテニス協会(下記リンク参照)にコンタクトをとってみましょう。プロテニスも盛んで、多くのトーナメントが開かれています。中でも、全仏オープン前の5月にローマで開かれるイタリア・オープンは有名です。イタリアは、男女ともに世界でもトップレベルのプレーヤーが活躍しています。
【関連リンク】 イタリアテニス協会 http://www.federtennis.it/
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知る/文化・習慣
外国の習慣である『飲みに出かける』という考え方は、イタリアでは一般的ではありません。イタリア人のほとんどが食事とともにアルコールを飲みます。またグラッパやブランデーなどを朝のコーヒーに少し混ぜて飲む人もいます。
にもかかわらず、イタリアにはいたる所にバールがあり、生活の一部となっています。実際、バールの数は増加の一途をたどり、パブも増えてきています。またローマには、多くの水飲み場が通りに点在しています。 バールはどこも見た目は似たような感じで、飲み物のほかにも軽食やジェラートを1日中提供しています。
バールに入ったら、まずは立ったままでいるか座るかを決めます。テーブル席やテラス席では、立ち飲みと比べ、2倍くらいの料金設定をしているところが多く、法律では料金表をきちんと提示することが定められています。 立ち飲みを決めたら、まずはレジへ行き(たいていは入口付近にあります)先に清算を済ませ、カウンターでレシートを見せて注文をします。小さなバールや混んでいない場合は、先にカウンターで注文してから清算もできます。テーブル席やテラス席では、まず席についてウェイターが来るのを待ちます。そして注文から清算まで席で済ませます。
温かい飲み物
コーヒー(Caffè:カッフェ)はイタリアの名物。そのバリエーションもたくさんあります。よく知られているものとしては以下のものがあります。
イタリアでコーヒーといえば エスプレッソ
エスプレッソ Espresso 小さなデミタスカップで飲む、クリーミーな泡も特徴的なコーヒー。
カフェ・ルンゴ Caffè Lungo 普通のエスプレッソを多めのお湯で抽出したもの。
コレット Corretto リキュール(普通はグラッパ)の入ったエスプレッソ。
マッキアート Macchiato エスプレッソに少しミルクを入れたもの。
カフェ・ラッテ Caffè Latte エスプレッソに多めのミルクを加えたもの。
カプチーノ Cappuccino エスプレッソにスチームミルクを加えたもので、上には生クリームやチョコレートがのっていることも。イタリアでは朝食の飲み物。
場所によって多少の差はあるものの通常は、エスプレッソ1杯0.80ユーロ、カプチーノ1杯1.25ユーロ程度(どちらも立ち飲みの場合)が目安です。
イタリア人はあまり紅茶を飲みません。紅茶を注文すると、大抵はお湯の入ったポットと、いくつかの種類のティーバッグの入った小さな入れ物が一緒に出されることが多いです。また冬場はチョコレートドリンク(Cioccolata)もお勧めです。好みで上に生クリームをのせても美味しい。少しとろみがあるのでスプーンで食べることも。
ビールとワイン
ビールはイタリア人の間でも、特に若者を中心に人気の飲み物です。近年、ブリティッシュスタイルやアイリッシュスタイルのパブが急激に増えてきています。イタリアのビールにはモレッティ(Moretti)、ペローニ(Peroni)、フロスト(Frost)があり、瓶もしくはジョッキで注文ができます。平均価格は小(約220ml)が1.50ユーロ、中(400ml)が2ユーロ、大(660ml)で2.75ユーロが目安ですが、地域や場所、銘柄などで非常に差があります。グラスワインの価格はだいたい2ユーロからですが、ワインバーなどでヴィンテージものを頼むと、1杯12ユーロ以上になることも。
その他の飲み物
グラニータ、レモンベースのフレッシュドリンク、フルーツジュースなどのノンアルコールドリンクは、特に夏場など暑い時期には最適です。また炭酸ドリンクも人気があります。バールやカフェなどでは、店のものを買うか買わないかにかかわらず、客からの希望があればグラス1杯の水(水道水)を無料で提供することが法律で決められています。
食べ物
バールでは、パニーノやサンドイッチといった軽食を提供しています。パニーノテカ(Paninoteca)では、様々な種類のパニーノやサンドイッチが用意されており、トッピングを自分で選ぶこともできるところもあります。
トラメッズィーノ Tramezzino 三角形のいわゆるサンドイッチ。
パニーノ Panino 固めのパン生地に、野菜やチーズ、ハムなどをはさんだもの。
トースト Toste, Toast サンドイッチをトーストしたもの。
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