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サン・ロレンツォ聖堂

Basilica di San Lorenzo


サン・ロレンツォ聖堂サン・ロレンツォ聖堂はフィレンツェで最も大きい教会のひとつで、市内のマーケットエリアの中心に位置するメディチ家の菩提寺。教会の内部はブルネレスキ、ミケランジェロによって完成されたが、メディチ家が巨額の資金を投じ、ミケランジェロが設計したファサードは未だに完成していない。内部には、ドナテッロが74歳の時に製作した2つの説教壇があるほか、ラウレンツィアーナ図書館、ミケランジェロによるメディチ家の墓などがある。またプリンチピ礼拝堂(Cappella dei Principi)には大理石や半貴石の素晴らしい装飾が施されている。

歴史

サン・ロレンツォ聖堂は393年、聖アンブロジウスによって創設されたといわれており、11世紀にロマネスク様式で再建された。300年の間、サンタ・レパラータ教会にそのステータスをとって変わられるまで、この教会は街の主要な聖堂であった。1419年、メディチ家のジョヴァンニ・ディ・ビッチロマネスク様式で新しい教会を建てるための資金を出し、ブルネッレスキが設計を依頼された。教会が完成したのは彼の死後であったが、その後もアントニオ・マネッティ(1447~1460)がブルネッレスキのプランに基づいて作業を続けた。メディチ家出身の法王レオ10世は1518年、ミケランジェロにカッラーラの白大理石を使ったファサードの設計を依頼した。鐘楼は1740年に建てられたものである。

内部

サン・ロレンツォ聖堂内部ブルネッレスキの設計した調和のとれた内部構造は、美しい大理石の床、広いアーチを支えるコリント式の円柱、バラ飾りの装飾が美しい格間天井など、ルネッサンス様式の美しさが見て取れる。両側にある礼拝堂、側廊、身廊などの調和はまさに最高ランクの構造といってよいだろう。北側翼廊に通じているのは教会内で最も古い旧聖具室(Sagresta Vecchia)で、ここにはメディチ家の墓地がある。ここはブルネッレスキの生存中に教会内で唯一完成した部分であった。反対側の南側翼廊は1520年にミケランジェロによってつくられた新聖具室。彼は内部のメディチ家の墓も設計した。

メディチ家礼拝堂

メディチ家礼拝堂ドームサン・ロレンツォ聖堂でも最も素晴らしく、大きな建物がメディチ家礼拝堂である。メディチ家礼拝堂はサン・ロレンツォ聖堂の一部を形づくっているが、現在は聖堂とは別に博物館として運営されている。1743年、メディチ家最後の当主であったアンナ・マリア・ルイーザ・デ・メディチが亡くなるまで、メディチ家はこの礼拝堂に出資していた。現在、およそ50人のメディチ家の人々が、ベルナルド・ブオンタレンティ設計の地下墓地に眠っている。上部は1604年に建てられたプリンチピ礼拝堂で、ブオンタレンティによる八角形のドーム(写真)も美しい。ここには歴代大公が埋葬されている。

ラウレンツィアーナ図書館

ラウレンツィアーナ図書館教会内部にあるラウレンツィアーナ図書館は、The Biblioteca Laurenziana, was built on to the church and its cloister (access to the Library is via the first floor of the cloister), owes its artistic importance, its architecture and its contents to the Medici family. 前身となる図書館は、コジモ・デ・メディチが書類や本のコレクションするために建てたもので、その後ロレンツォ・デ・メディチによって増築された。The library was founded by Cosimo the Elder as a collection of documents and books and enlarged by Lorenzo the Magnificent. その後蔵書はローマに移されたが、その一部はクレメンス7世(メディチ家出身)の時代にフィレンツェに戻され、法王は図書館を一般開放するように指示した。It was transferred to Rome but part of it was returned to Florence under Pope Clement VII (also a Medici), who gave orders for a building which gave the public access to the collection. 作業はミケランジェロの設計で1524年に開始された。13世紀に建てられた修道院は脆弱な基盤の上に建設されており、作業は難航したが、現在の図書館は1571年に完成した。ミケランジェロは1534年にフィレンツェを去った後も、書面や模型を通じて建築作業に参加し続けた。芸術作品としてのラウレンツィアーナ図書館の重要性は、ファサードのThe importance of the Biblioteca Laurenziana as a work of art is due to the three-dimensional articulation of the facade, the vestibule and the reading room, the staircases, and the confident use of all the decorative elements of Renaissance architecture. 写本のコレクションのなかには、古代エジプトの紙をつかったものや、ナポレオンの手書き原稿など、貴重な品々がある。

主な芸術家とその作品

  • アーニョロ・ブロンツィーノ
    北側側廊にある「聖ロレンツォの殉教」を描いたフレスコ画
  • デジデーリオ・ダ・セッティニャーノ
    南側側廊の壁龕にある秘蹟の祭壇画
  • ドナテッロ
    2つの説教壇(ドナテッロ最後の作品:レリーフなどの浮き彫り装飾)、旧聖具室の銅製扉
  • アントニオ・デル・ポッライオーロ
    南側翼廊の礼拝堂にある木製の十字架
  • フィリッポ・リッピ
    北側翼廊の礼拝堂にある「受胎告知」の祭壇画
  • ロッソ・フィオレンティーノ
    南側側廊の礼拝堂にある「聖母の結婚」
  • アンドレア・デル・ヴェロッキオ
    旧聖具室内にあるメディチ家のジョヴァンニ、ピエロの墓

記念碑

・ベルナルド・チェンニーニ (金細工職人・画家) (南側翼廊)
・ドナテッロ(彫刻家) (北側翼廊)
・フランチェスコ・ランディーニ(作曲家・詩人) (南側側廊)
・コジモ・デ・メディチ(銀行家) (主祭壇前)
・コジモ1世(トスカーナ大公) (プリンチピ礼拝堂)
・コジモ2世(トスカーナ大公) (プリンチピ礼拝堂)
・コジモ3世(トスカーナ大公) (プリンチピ礼拝堂)
・フェルディナンド1世(トスカーナ大公) (プリンチピ礼拝堂)
・フェルディナンド2世(トスカーナ大公) (プリンチピ礼拝堂)
・フェルディナンド・デ・メディチ(コジモ3世の長男) (地下)
・フランチェスコ1世(トスカーナ大公) (プリンチピ礼拝堂)
・ジョヴァンニ・ディ・ビッチ(メディチ家当主・銀行家) (旧聖具室)
・ジョヴァンニ・ディ・コジモ・デ・メディチ(銀行家) (旧聖具室)
・ジュリアーノ・ディ・ロレンツォ・デ・メディチ(フランス貴族ヌムール公) (新聖具室)
・ジュリアーノ・デ・メディチ(政治家) (新聖具室)
・ロレンツォ・デ・メディチ(メディチ家最盛期の当主) (新聖具室)
・ロレンツォ2世(ウルビーノ公) (新聖具室)
・ピエロ・ディ・コジモ・デ・メディチ(メディチ家当主) (旧聖具室)

 

サン・ロレンツォ聖堂、付属美術館
Basilica di S.Lorenzo e Museo del Tesoro di S. Lorenzo

Piazza San Lorenzo - 50122 Firenze
インフォメーション&予約センター:+39 055 2645184(月~金:9:00~13:00)
Fax +39 055 2656701
Email:info@coordinamentochiesedifirenze
ウェブサイト:http://www.coordinamentochiesedifirenze.it

交通:バス1, 6, 7, 11, 13, 14, 15, 16, 17, 18, 23, 31, 32, 36, 37番
開館時間:月~土 10:00~17:00 日(3/1~10/31) 13:30~17:30
入場料:3.50ユーロ
休館日: 11/1~2月末までの毎週日曜日

ラウレンツィアーナ図書館
Biblioteca Medicea Laurenziana
Piazza San Lorenzo 9 - 50123 Firenze
Tel:+39 055211590
Fax:+39 0552302992
Email: このメールアドレスは、スパムロボットから保護されています。アドレスを確認するにはJavaScriptを有効にして下さい
ウェブサイト:http://www.bml.firenze.sbn.it/

交通:
<徒歩>サンタ・マリア・ノヴェッラ駅から約10分
<バス>1, 6, 11, 17番 Via Martelli下車
開館時間:月~金:9:30~13:30
入場料:3.00ユーロ(図書館+展覧会)
※サン・ロレンツォ聖堂、付属美術館との共通券:6.00ユーロ
休館日:土曜日、5/1、12/25

 

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