| サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂 |
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Santa Maria del Fiore サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂はフィレンツェのローマカトリック教区の大聖堂で、サン・ピエトロ大聖堂、ミラノのドゥオーモに次ぎ、イタリアで3番目に大きな教会である。また、その独特のクーポラでも有名。サンタ・マリア・デル・フィオーレ(花の聖母)という名前は、フィレンツェのシンボルであるユリの花、もしくはフィオレンツァという昔の街の名前に由来するといわれている。一方、15世紀の書物には、『花(フィオーレ)』がキリストを意味すると記されている。歴史
建設に際し、最初の石材が1296年9月9日、最初のローマ法王特使でフィレンツェに遣わされたヴァレリアーナ枢機卿によって設置された。この巨大プロジェクトには170年を要し、当時の著名な建築家が総力をあげて建設にあたった。建設当初(1294年から)はアルノルフォ・ディ・カンビオが指揮をとったが、彼の死後1302年からは建設が難航し、およそ30年間中断していた。1331年、フィレンツェ羊毛業組合が大聖堂建築に対し独占的に支援をすることとなり、1334年組合は、現場責任者としてジョットを任命した。アンドレア・ピサーノの助力もあり、ジョットはカンビオの設計を受け継ぎ、建設を続けた。彼の主な業績は鐘楼の建築であったが、1337年に死去したため、ピサーノがこれを受け継ぎ、1348年にペストの流行により中断されるまで、建設は続けられた。1349年、鐘楼を完成させたフランチェスコ・タレンティによって大聖堂の建築が再開された。1359年からはジョヴァンニ・ディ・ラーポ・ギーニが指揮にあたり、中央の内陣を4つの柱間で分けた。この他に関わった建築家には、アルベルト・アルノルディ、ジョヴァンニ・ダンブロージョ、ネーリ・ディ・フィオラヴァンテ、オルカーニャなどがいた。1375年、サンタ・レパラータ教会は取り壊された。内陣の建設は1380年に終わり、1418年にはクーポラを残すのみとなった。その後、フィリッポ・ブルネレスキのクーポラ設計案が採用され、1436年大聖堂は聖マリアに奉献された。 現在見られる華やかなファサードはエミリオ・デ・ファブリスによるもので、1875年から1887年にかけて建設された。(それまでの旧ファサードは完成することなく、1587年に撤去されており、現在のファサードになるまで建設は中断されていた。) クーポラ15世紀初頭、金細工師で彫刻家でもあったフィリッポ・ブルネレスキが大聖堂の彫像を造り始めたとき、クーポラはまだ建設されていなかった。次第に建築そのものに興味を持ち始めたブルネレスキは、少しずつ建設にも関わっていった。1415年頃、ブルネレスキは、それまでのローマ、ゴシック建築では必ず必要とされた仮枠をあえて使わないクーポラの設計案をつくった。その設計案を実証するために、レンガを用いて12分の1の大きさのクーポラ模型を完成させたところ、その案が認められ、1420年から1436年にかけてブルネレスキ指揮のもと建設が行われた。同じく彼が設計したクーポラの頭頂部のランタンは、ブルネレスキの死後完成したものである。この巨大なクーポラは、重さ40,785トン、400万個を超えるレンガが用いられている。 ファサード
1864年、新しいファサード建設のため、設計案のコンテストが行われ、1871年エミリオ・デ・ファブリスの案が採用された。竣工は1876年、11年後の1887年に完成した。白、緑、赤の大理石で造られたこのネオ・ゴシック様式のファサードは、大聖堂、ジョットの鐘楼、洗礼堂に見事な調和をつくりだしている。 内部
地下1965年から1974年の間、ドゥオーモの発掘作業は難航した。地下墓地には何世紀にもわたり、フィレンツェの司教たちが埋葬された。近年、この広い考古学エリアは、古代ローマの住居、初期キリスト教期の床、前身となったサンタ・レパラータ大聖堂や同聖堂の拡張の遺構が再建された。入口近くにはブルネレスキの墓があり、フィレンツェの人々のブルネレスキへの高い敬意をみてとれる。
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂 Santa Maria del Fiore di Firenze Piazza del Duomo 50122 Firenze Tel. +39 055 2302885 Fax. +39 055 2302898 Email: このメールアドレスは、スパムロボットから保護されています。アドレスを確認するにはJavaScriptを有効にして下さい ウェブサイト: http://www.duomofirenze.it/ http://www.operaduomo.firenze.it/ 交通:バス1, 6, 7, 11, 13, 14, 15, 17, 18, 23番 開館時間: <大聖堂> 月~水、金:10:00~17:00 木:10:00~15:30 土:10:00~16:45 日、祝祭日:13:30~16:45 第1土曜日:10:00~15:30 5/1、復活祭、12/25:15:30~16:45 <クーポラ> 月~金:8:30~19:00 土:8:30~17:40 5/1:8:30~17:00 <ジョットの鐘楼> 8:30~19:30 ※6/6~10/31までは23:00まで開放中。 <サン・ジョヴァンニ礼拝堂> 12:00~19:00 ※6/6~10/31までは23:00まで開放中。 日、第1土曜日:8:30~14:00 復活祭翌日、4/25、5/1:8:30~19:00 入場料: <大聖堂> 無料 <クーポラ> 6.00ユーロ <ジョットの鐘楼> 6.00ユーロ <サン・ジョヴァンニ礼拝堂> 3.00ユーロ 休館日: <大聖堂> 日曜日、1/6(エピファニア) <クーポラ> 1/1、1/6、復活祭前の木・金・土曜日、復活祭、6/24、8/15、9/8、11/1、12/25 <ジョットの鐘楼> 1/1、復活祭、9/8、12/25 <サン・ジョヴァンニ礼拝堂> 1/1、復活祭、9/8、12/24、12/25 車椅子: <大聖堂> 南側に専用入り口あり <クーポラ> なし(463段の階段) <ジョットの鐘楼> なし(414段の階段) <サン・ジョヴァンニ礼拝堂> なし 設備:ジョットの鐘楼にブックショップあり |
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